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ネオ・ファウスト
ゲーテのファウストのリニューアル版ともいえる内容。手塚氏の絶筆となった手塚劇画の総決算とも言える作品。ファウストと同じく、ルネッサンス(人間復興)、ヒューマニズムへの希望を求めた作品。目まぐるしく展開するリズムに思わず一気に読み干してしまう作品。主人公と恋人「まりこ」とのボートの上でのキスシーンは気が遠くなる程ロマンチック!まりこは死んだ赤ちゃんを抱いて放そうとしない。気が狂ってしまったまりこは、死んだ子を抱いて、「あたしを愛した1000倍この子を愛して!」と叫ぶ。
「ネオ・ファウスト」 原作 手塚治虫 出版社:朝日新聞社



戦争論
これまでの太平洋戦争に対する考えを、根本から考え直させられる本。あの戦争で死んでいった叔父たちは、犬死にだったのだろうか?アメリカのイラクに対する態度は、太平洋戦争の時の日本に対するそれとどこが違うのか?もちろん戦争は無条件に悪だ。しかし、今の日本人の反戦、厭戦ムードの根源はなになのか?少なくとも戦前・戦中の日本人はアメリカ人に卑屈になったりしなかった。しかし、太平洋戦争は日本は、最後の最後まで回避しようと努力した。イラクがしたように。本当に戦争を望んだのは日本なのか、米国なのか?陸軍はロシアの脅威におびえていた。海軍は勝ち目がないと踏んでいた。果たして戦争を仕組んだのは誰なのだろうか?また、GHQが新聞、ラジオ、書籍の検閲で、太平洋戦争は日本が悪かったと、これでもかと宣伝し続けた結果はその後の日本人の歴史観にどの様な影響を与えたのだろうか?この本はそんな歴史の真相に迫る一冊である。
「戦争論」 著者 小林よしのり 出版社 幻冬舎 



はだしのゲン
大東亜戦争中の日本を、一市民の立場でリアルに描く。戦争の描写というより、戦時下のもっと心の部分、驚き、必死さ、無我夢中、生きる意味などを考えさせる一冊。当時の日本の政治の悪弊も描いている。この本の真骨頂は、何と言っても、描写のリアルさだ。そして、これが戦争被害の実態だ。一般市民を銃撃する米軍は、日本人を類人猿の一種だと考えていたようだ。

「はだしのゲン」 著者 中沢啓治 出版社 中公文庫コミック版
 



大東亜戦争の実相
陸軍士官学校を優秀な成績で卒業し、当時の陸軍中枢(大本営陸軍参謀本部)にいた著者の生の体験談だ。当時の陸軍が何を考えていたか、軍中枢にいた著者が語る。本著作は、近年、米国ハーバード大学の招きで、同大学で講演したときの公演内容が主である。また、なぜ「太平洋戦争」と言われる戦争を、敢えて「大東亜戦争」と呼んでいるのかも明瞭に解る。それはあの戦争は、決して太平洋でのみ行われたのではなく、南はインドネシア、オーストラリア、西はミャンマー、インド、中国大陸まで含む、歴史上最大規模の非太平洋地域を含む広範な範囲で戦われた戦争だからである。
歴史の実相に迫るのに必須の一冊。

「大東亜戦争の実相」 著者 瀬島龍三 出版社 PHP文



新しい歴史教科書 (市販本)
平成時代の新しい視点から書かれた歴史教科書。旧来のマッカーサー勅語、GHQによる新聞、ラジオ、映画による洗脳歴史観から解き離れた、中立的立場の中学高校用の文部科学省検定済みの歴史教科書。教科書マニアの小生をうならせた斬新な一冊。近年、全国で採用する学校が増えている。

「新しい歴史教科書」(文部科学省検定済み) 編集 西尾幹二  藤岡信勝  田中英道  田久保忠衛  小林よしのり  大石慎三郎  高橋四朗  芳賀 徹  他   出版社:扶桑社



罪と罰
問答無用。聖書を超えた「聖書」。生きる証。究極の名作に付き、論評不可。


「罪と罰」 著者 ドフトエフスキー 出版社 新潮文庫 他



マンガ 聖書物語 <旧約編>
聖書と言えば、新約聖書を思うだろう。しかし、宗教は離れて、西洋人、白人、ヨーロッパ人、アングロサクソン人、ラテン人、アーリア人、アラブ人の根幹に流れている思考の法則を知るのにはこの本は非常に読み易く、かつ役に立つ本である。彼ら白人の思考の根底に流れる、肉食文化の根源をここに見ることができる。我々、草食人種の東洋人、モンゴロイドとは全く思考形態が違う理由が解明される。彼らは、一本のアスパラに神に祈りを捧げて食べる。肉はいくらでも食べられるが、アスパラは貴重なのだ。翻って東洋人は森林に囲まれ、農業が容易で、しかも農業もしなくても植物の果実だけでも生きていける超恵まれっ子なのだ。だから、自然と心も穏やかになる。目つきも白人の様にするどくない。もし、アジア人が先に産業革命をもたらしたとしても、彼らがやったように、黒人や、白人を家畜扱いはしなかっただろう。そうゆう思考形態の違いの根幹がこの本に書かれている。

「マンガ 聖書物語 <旧約編>」 著者 樋口雅一 出版社 講談社+α文庫 



脳内不安物質  不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
ブルーバックスの名著。
かなり古いが、非常にパニック障害の仕組み、システム、治療方法が理路整然と書かれている。

著者:貝谷久宣 (赤坂クリニック理事長)
出版社:講談社



新よくわかる股関節の病気(股関節の手術をすすめれれた人のために)
40歳程度以下なら、人工関節を使わなくても、自分の骨盤を切って股関節の痛みを止め、軟骨の磨り減りを減らす手術が出来ます!股関節痛で悩んでいる方に朗報!旧来は、「出来るだけ自分の骨でがんばって、手術は最後の手段」と言われて来ましたが、昨今、手術は早めに、軟骨が磨り減る前に!と言われています。この自骨手術には年齢制限があります。早めに自骨手術の出来る病院を探して、勇気を持って手術しよう!!ちなみに私の知る限りでは、群馬県内でこの手術が可能な病院は、「伊勢崎市民病院」の一箇所だけです。

「新よくわかる股関節の病気(股関節の手術をすすめれれた人のために)」

著者:長谷川幸治
出版社:名古屋大学出版会
 





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